まずpy-appscriptをインストールするにはsetuptoolsをインストールする必要があります。Mac OS XだったらPython Eggを使ってインストールするのがいいんでないでしょうか。
あらかじめ自分のPythonのバージョンにあったPython Eggをダウンロードしておきます。
$ sh setuptools-0.68c-py2.5.egg # setuptoolsのインストール $ sudo easy_install appscript # py-appscriptのインストール
これだけで完了。では早速iTunesで再生中の曲を取得してみます。
>>> import appscript >>> itunes = appscript.app('iTunes') >>> print itunes.current_track.album.get() Conversation With Myself
他にもいろいろ遊んでみたいけど、肝心のメソッドがわからないというときはappscriptのtoolのページにあるASDictionaryがとても便利です。たとえばiTunesの各種ドキュメントを見たい場合は、まずツールバーの[Dictionary]-[Choose Applications...]でiTunesを選択します。その後、出力ファイル形式とラッパーの種類を選んでExportを押せばもうドキュメント作成完了です。
すると、たとえば「ボリュームの調整がしたいな」とか思ったときに、ドキュメントを参照すると
こんな感じで書いてあるので
>>> itunes.sound_volume() 75 >>> itunes.sound_volume.set(30) >>> itunes.sound_volume() 30
とかしてあげれば、ボリュームを75%から30%にすることができます。