YAMAGUCHI::weblog

土足で窓から失礼いたします。今日からあなたの息子になります。 当年とって92歳、下町の発明王、エジソンです。

ストレージサーバを作る隊 (OS選定・設定編)

はじめに

前回やっとのことで組み上げたマシンですが、BIOSの起動まで確認したので今度はOSの選定です。ここは某友人の意向に乗っかり、ZFSでストレージを管理するということを目標にOSのインストールを始めました。

OSを入れてみる

今回の目標は「ZFSを使った拡張可能なストレージサーバを作る」というわけでZFSが使えないとそもそも話にならないわけです。で、必然的にSolaris or BSDに絞られるわけですが。。。

そもそも起動しない...

さてOS入れる前にBIOSの設定しようかな、と思ったらそもそも起動しない。あれ?なんで?家に戻ってくる前には動いてたのに。立ち上げてみると「ピーピーピーピー」と鳴る。同じ構成で組んでる調べてみるとどうやらメモリがおかしいみたい。

しょうがないのでとりあえず2枚だけ刺して設定を始めることにしました。

OpenSolaris

ZFSと言ったらSolarisですよね。商用は使えないのでOpenSolaris。しかしそもそもOSのイメージを探すところからして苦労しました。某いちい先生ありがとうございます。

ここから osol-dev-134-x86.usb を落としてきてUSBメモリからインストール。*1しかし、ここで問題が発生!なんとNICを認識してくれずネットワーク周りの設定がされなかったので、homeディレクトリにアクセスできない!結局某いちい先生がかなりHackして無理やり動かすことに成功しました。某いちい先生ありがとうございました。
しかし、その後もトラブルが絶えず心が挫けそうに。。。で、うろちょろとネットを探し回っていたら見つけてしまったんです。例のOSを。。。

FreeNAS

ストレージサーバ用OSと言ったらFreeNAS、というのは学生の時に研究室で使ってたから。その時はまだ出たばかりだったので、非常に苦労してインストールした記憶がありますがもうあれから数年経ってるし、どれくらい入れやすくなったのかな、と思って入れてみたらお手軽すぎて吹いた。
お手軽なのに、使えるプロトコルはSMB/CIFS, AFP, NFS, FTP, TFTP, rsync, ssh, iSCSIなどなど。さらにはiTunes/DAAP serverやUPnP serverにもなれちゃう。そして肝心のHDD管理ではZFSやSoftware RAID 0,1,5とその混成(RAID 1+0など)も可能。さらにさらに管理はWeb GUIで全部できてしまう。これはまさに探していたOSです!
FreeNASは「自宅で」ストレージサーバを作る上で非常にお手軽で必要十分な機能を持ったOSです!

FreeNASの設定

基本設定
  • ログイン

まずログイン。デフォルトではadmin/freenasでログインできます。
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  • 言語設定

[System]-[General]を選択して、その後GeneralタブでLanguageをJapaneseに変更。あとTimeZoneもAsia/Tokyoに変更。
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ZFSの設定
  • ディスクの登録

[ディスク]-[マネージメント]と進めて、右側の+記号をクリック。
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ディスク追加の設定をする。接続されているディスクを選択して、S.M.A.R.T.をチェック。またファイルシステム事前フォーマットをNTFSにしておく。これは後で変更されるので大丈夫。詳しくはこのワークアラウンドを参照のこと。
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どうようにしてディスクを全部追加する。自分は6台全部追加した。
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今度はディスクをZFS用にフォーマットしなおす。[ディスク]-[フォーマット]を選択し、すべてのディスクをZFSでフォーマット。
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再度ディスクを確認するとすべてフォーマットがZFS strage pool deviceになっている。
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  • ZFS poolの作成

[ディスク]-[ZFS]-[プール]-[仮想デバイス]で仮想デバイスを作成。自分は名前をtank0、タイプはシングルパリティRAID5、デバイスで全選択して、適当に概要を書きました。
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これが完了したら今度はプールの作成です。[ディスク]-[ZFS]-[プール]-[マネージメント]で右側の+記号を押します。
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プール名とその中に含む仮想デバイスを選択します。
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こういう風にプールの状況が見えたら大勝利。
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あとは[サービス]以下で好きなサービスを起動すれば完了!!自分はAFP, CIFS/SMP, NFSだけ起動しました。ほんとGUIだけで設定出来て便利。

*1:某いちい先生、USB用意してくださってありがとうございます。電動ドリルとかもありがとうございます。本当にありがとうございます。