はじめに
こんにちは、Python界の情弱です。仕事でSan Franciscoに出張に来てます。San Francisco(というかアメリカ)では1, 2年くらい前からLife Trackingと呼ばれるサービス/アプリやガジェットが人気になっていて、例えばジョギング愛好家の間ではお馴染みのRunKeeperや、睡眠時間トラッキングのSleep Cycle、またお馴染みのfoursquareなんかも位置情報トラッキングサービスとして有名です。
そういった中でも特にHealth&Activity Trackingガジェットがここ1, 2年でいくつか出ていて、いずれも人気となっています。そのうちメジャーなものがNikeのFuelBandや、JawboneのUP、Fitbitシリーズなどです。
日本ではまだいずれも販売されていないですが、Amazonや楽天などで見ると並行輸入品などが見られます。
Nike+ Fuel Band WHITE ICE ホワイト アイス M/L [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Nike
- メディア: その他
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追記 (2013.05.07)
Fitbit Oneのみならず、Fitbit FlexというJawbone UPやFuelBand対抗のアナウンスが出ましたね。これでだいぶFitbitの魅力が増した気がします。
fitbit one
そんな中、こっちのオフィスの同僚に勧められたり、@atusiがJawbone UPを即買いしたりと色々とあって刺激され、いろいろ調べたら結構よさそうなのでfitbit oneを買うことにしました。
【日本正規代理店品】Fitbit One Black ブラック FB103BK-JP
- 出版社/メーカー: Fitbit
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: エレクトロニクス
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fitbit oneは簡単に言えば「すごい万歩計」です。FuelBandやJawbone UPはリストバンド型なのに対して、fitbit oneは万歩計型で手首周りが邪魔になりません。FuelBand、Jawbone UP、fitbit oneの3つで機能を比較をするとこんな感じ。
fitbit one | FuelBand | Jawbone UP | |
---|---|---|---|
価格 | $99.95 | $149 | $129.95 |
形状 | 万歩計型 | リストバンド型 | リストバンド型 |
連続稼働 | 5-7日 | 4日 | 10日 |
充電時間 | 120分 | 180-240分 | 80分 |
無線sync to PC | Bluetooth 4.0/Bluetooth Smart | Bluetooth 2.1 | なし |
有線sync to PC | 付属USBケーブル | USB | 付属USBケーブル |
無線sync to mobile | Bluetooth(iOS 5+/Android) | Bluetooth(iOS) | なし |
有線sync to mobile | ✕ | ✕ | ステレオミニジャック |
iOSアプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
Androidアプリ | ◯ | ◯ | ✕ |
Webアプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
時計 | ◯ | ◯ | ✕ |
計測 | 動作、睡眠、カロリー | 動作、NikeFuel、カロリー | 動作、睡眠、カロリー |
記録 | 食事、水分摂取量、体重、血圧、血糖値、心拍数、体調、運動内容 | GPS(Nike+使用時) | 食事、体調 |
なお、記録の項目に関してはガジェットで計測された項目に加えて自分で追加で記録を残せていける項目です。
スマートフォンアプリ
ウェブアプリケーションだけでなくて、スマートフォン用のアプリも出ていて、iOSとAndroid各々に対応しています。ただ両方共日本のストアではインストール出来ないので、そこは頑張ってインストールしてください。
使ってみて
普段何気なくしている歩行や睡眠を「自分で手で入力する手間なく」記録が残せるというのが非常に便利です。iPhoneを持っていた時もRunKeeperやSleepCycleなんかありましたけど、やっぱりスマートフォンを記録用のガジェットとして持つにはデカすぎます。そういう点で先に挙げた3つのようなあまり邪魔にならないガジェットは便利ですね。
Webアプリのスクリーンショット。ダッシュボードではfitbitで計測されたデータが表示されます。
タブに並んでるように、計測したもの以外に記録を残せる。
これはAndroidアプリのスクリーンショット。出先でもWebアプリと同様に何を食べたかとかの記録までちゃんと残せる。
最近「太った?」と言われることが多いですが、体重は1, 2kgぐらいしか変わってません。とはいえ、いまの筋量でこの体重はちょっと重いなという自覚はしています。でも自覚する以上に視覚化されることは意識の上で大きいですね。上のスクリーンショットのように「あんまり動いてないのに食べ過ぎちゃった...」とか反省点もあれば、もらえるバッヂによって「階段昇降はよくやったな」とインセンティブもあったりと、次の動作につながるフィードバックが容易に得られるのは助かります。fitbit oneで記録しながら楽しみつつ運動できたらいいなと思います。