そういえば、とふと思い出しました。去年のこの時期にこんな記事を書いていましたね。というわけで年の瀬に少し早いですがYAMAGUCHI::weblog、そしてymotongpooの1年を振り返ってみたいと思います。
ブログに関して
Python関連エントリの増加
今年は社会人になったということで更新頻度が落ちましたが、それでも10月からの更新は質・量ともに多かったと思います。特に後半はPythonに力を入れていたこともあり、Python関連のエントリがかなり充実したのではないでしょうか。(コレは新年以後も継続の予定)
ymotongpooの2008年
変化の年
今年の一文字は「変」だったそうですが、自分にとってもまさにこの一文字が当てはまる一年でした。
2月に修論発表を終え、3月に修士を卒業。長い学生生活を終え4月についに社会人になりました。それから3ヶ月の人事研修、その後部門別での2ヶ月の研修。それを経て9月に本配属となりました。
うちの会社はソフトウェアベンダーで、日本では製品開発を行っていないということもあり、もっぱらアドミニストレータ的な観点で取り組むことが多いのですが、そんな中でもエンタープライズ分野では先進的な部門に配属されたのは自分にとってプラスでした。
またいい方向に捉えると実装と基盤の両方を扱う部門で、かつ人手が少ないため自力でやらなければいけないため、自分のペースでかみ砕きながら物事が習得できたと思います。
反面、そもそもの基礎である技術に対する理解が浅いことを改めて実感し、とっかかりとして以前から興味を持っていたPythonをようやく始めました。趣味ではありますが、来年もこの言語を中心としていろいろ進めていきたいと思っています。
シリコンバレー
また今年の1大イベントとしてはやはりUS本社への3ヶ月の長期出張です。
IT業界にいて、かつOSS界隈にもとから興味があった自分としてはいずれは行かなければいけないと思っていたシリコンバレーに、こんなにも早く来るチャンスが訪れるとは思ってもみませんでした。
実際にシリコンバレーで働き、現地の人たちと交流を持ち、雰囲気を肌で感じ、さらにいわゆる世界的なIT企業を生で見て得られたものは、自分の今後を大きく動かすモチベーションになったことは間違いありません。
また良くも悪くもアメリカ企業の文化というものに浸って、その日本支社にいる自分がどのように振る舞っていくべきかを考える良いきっかけとなりました。
行かせてくれるように上層部に働きかけてくれた上司に感謝です。
オープンな自分
というわけで、上記の出張の中で、今後の自分は「オープン」でなければいけないな、と感じました。
もちろん「自分が何かをする力がある」ということが大事であることは前提ですが、その上にさらに「何かをする力がある人とつながること」が大事であることをひしひしと実感しています。
たとえばそれが会社だったら製品知識、業務知識等々各々が持っているノウハウ、あるいは単純に人手としての人的リソースを共有できるような状況を指しています。これは今後も意識しようと思っています。
と同時に趣味でプログラミングをしているので、幸いにも多くのコミニュケーションツールがある今、なるべく多くの方々と関わる機会を得て行こうと思います。
「情報は発信する人のところに集まってくる」とよく言われますが、まずは自分が興味のあることを発信していき、たとえばこのブログを起点としてつながっていけたらな、と思います。
おわりに
割と絞って書いたつもりですが、それでも長くなってしまいました。それだけ2008年が充実していたということでしょう。しかしまだまだ充実させられたなと思うのも事実。2009年はより充実した1年にしたいと思います。