やりたかったこと
サンプリング音源(aac、mp3など)を更に切り取ってMIDIのノートに割り当て、アレンジした形で鳴らす
手順
まず Instruments > Simpler を選択して、適当にトラックにドラッグ・アンド・ドロップする。
すると画面下部のクリップビューにサンプルを指定するようにメッセージがでるので、サンプルをドラッグ・アンド・ドロップして指定する。
するとサンプルの波形が出てくるので、Sliceのボタンを押す。
このとき Sensitivity がデフォルトだと100%になっていて、切られすぎてしまうので感度を下げてあげるといい感じに切れるところが出てくる。またPlaybackはデフォルトだと Mono になっていて、この場合ある瞬間に1つのノートしか鳴らせないので、複数の音を出したい場合には Poly にしておく。Poly に変更すると Voices という項目が増えるが、これは同時に鳴らせる音の最大数。
ここでスライスは水色の線で切られるが、もし切り取り位置が気に入らなければ、水色の線の上部にある下三角を移動させれば切り取り位置が変更できる。
これで鳴らす準備ができたので、次にどのノートがどの音に割り当てられてるか簡単に確認する。画面を見て左から数えていってもいいのだけれども、鍵盤を押して確認するほうが楽なのでその方法で行う。MIDIコンがある場合はまた別だけども、とりあえずPCキーボードのまま確認する場合は、画面右上の鍵盤アイコンをクリックする。
また録音モードにしておかないと自由に鍵盤を鳴らせないのでSimplerを載せているトラックの右側にある音符アイコンを赤くなるようにクリックする。
適当にクリップを作成するとピアノロールが出てくるので、ここでキーボードのAをドに見立てて鍵盤の要領で押していくと、割り当てられた音が鳴る。このときデフォルトだとC3にになっているはずなので、Zを押してオクターブをC1まで下げることを忘れないようにする。鍵盤を押すとピアノロールで該当する鍵盤が赤くなるので何を押したかがわかる。もしその鍵盤に先程スライスした音源が割り当てられていれば音が鳴る。(キー配置に関してはこの記事を参照)
音がわかったら、あとは適当にピアノロールを使ってクリップ内にノートを配置していく。
配置したらスペースキーを押すか、画面上部の再生ボタン(三角)を押して再生。するとこういう感じに音が鳴らせます。
少しAbleton Liveの使い方を学べました。