YAMAGUCHI::weblog

噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきました。マドンナみたいな男の子、コッペです。

YAMAGUCHI::weblogの2011年を振り返る

はじめに

こんにちは、Python界の情弱です。年の瀬ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。知る人ぞ知る、本日は私の誕生日です。お待ちしております。

昨年立てた目標とか

昨年に倣って最初に昨年末に立てた今年の目標を書いておきます。

  • 翻訳!翻訳本とか出版できたらいいなあ...
  • Python再燃。FlaskとかSphinxとかpocoo関連の製品は結構触っておきたい。
  • LDAPとか認証系についての理解を進めます
  • Linuxカーネルの動作とかもうちょっと理解したい
  • JVMEJBについて知らなすぎなので精進
  • 仮想化基盤管理について知見を深める
  • OCamlでProject Eular再開

ブログに関して

2011年は正直ブログの更新頻度がかなり落ちたような気がします。それはネタが無かったわけではなく、単純に仕事が変わってペースが掴めなかったことと、外向きに公開できないことを多くやるようになったわけなんですが。

翻訳

翻訳エントリは量は減ったものの去年に引き続き安定してアウトプットできていたと思います。転職してから記事を読む時間は減ったものの、自分のアンテナにひっかかる記事はコンスタントに流れてくるので、記事のアウトプットが継続出来たのだと思います。来年あたりにはそろそろブログエントリだけでなく、何かしらの媒体で翻訳の書籍を出版したいなあ。

Python系エントリの減少

単純に家で勉強をする時間が減ってしまったのが痛いですね。しかし会社では自前ツールなどをPythonなどで作っていて、ごくごく最近は非エンジニア用ツールをWebアプリで作っているので、また来年あたりはそのへんの記事が増えるんじゃないかと思っています。
ここ一年はPython3への言及が思ったほどなかったのが自分にとっては興味深いです。来年あたりはぼちぼちこのへんのエントリを出して行かないとなあ。あとC/APIの記事が途中で終わってるんで、ぼちぼちやっていこうかと。

YouTubeタグ

いまの仕事がYouTubeなのでこのタグが出来ました。仕事の関係でYouTube APIを触ることが出てきます。11/30にはYouTube API User Groupのイベントを開催したりして、これからますます関わることが増えていくんだろうなと思います。

インフラ系のエントリの減少

転職してからインフラを触ることがめっきり減ってしまいました。いまは自鯖の管理くらいです。しばらく仮想化環境で試していないことがあるので、来年時間を見てやりたいですね。

ymotongpooの2011年

2011年は自分がこれまで生きてきた中で一番色々な出来事があった1年だったと思います。良い事も悪い事もたくさんありましたが、その一つ一つが自分にとって成長の糧になったように思います。まだ消化しきれていないこともありますが、少しずつ成長できればと。それでは各トピックについて。

日本オラクルを退職

今年の4月15日で新卒入社した日本オラクル株式会社を退職しました。前職の振り返りに関しては次のエントリに書きましたので割愛。

上のエントリに書いていない話。忘れもしない3月11日。東日本大震災当日。朝10時に本部長と1対1でミーティングをし、辞意を伝えると、本部長より一旦考えなおすように伝えられる。もやもやしながら仕事をしていたら、15時前にあの大地震。オラクル青山センターは大きく揺れ、皆騒然とします。それから1時間、2時間と時間が経つにつれ、続々と帰宅する人が出てきます。自分も帰ろうと思いましたが、一日考えてやはり考えは変わらず、まだ帰宅せずにいた本部長を捕まえ、再度1対1のミーティング。余震が続くビルの中で再度辞意を伝え、一言「頑張れ」とメッセージをいただきました。*1
そんなことがありつつ、その日以降しばらくは、自分はしっかりしなければいけないと思い、誰も管理していなかったサーバをどうするか、とか、辞めるまでの引継ぎをどうしようか、とか、仕事以外にもいろいろなことを考えていて、外から見たらかなりこわばった表情で過ごしていたと思います。
いま振り返ると本当に3月から4月にかけてはいろいろとありすぎて、頭が追いついていなかったような気がします。

Googleへの入社

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そして4月18日からGoogleYouTubeの担当として働くこととなりました。これまでエンタープライズの世界だけだった自分にとって、何もかもが新しく、刺激的なことばかりです。またこれまで映像や音声に関してはずぶの素人な私にとって、動画配信全般を扱うYouTubeは勉強することばかりです。自分がこれまでに接してきたけれども、改めてその裏側にある技術を知ると、周りにあるものがすべて違った見え方がしてくるから不思議です。
入社後の8ヶ月はただただ仕事に慣れる、ということに尽きたわけですが、来年はいま課題になっている部分を少しでも改善していけたらな、と思っています。特にそのフィールドとしては、ライブ配信がまず挙がります。YouTubeのライブ配信は今年リリースした機能ですが、まだいまは企業パートナーに限定されています。しかしながら、逆にライブ配信をするとなると規模が大きいものばかりになり、そのプレッシャーは今まで経験したことがないもので、本当に初めは苦労しました。
今年支援したライブ配信をざっと挙げると

など、これ以外にもたくさんありました。今考えると初めの頃はよく配信していたなと思うことばかりです。来年はいろいろと改善していきたいなあ。

来年に向けて

今年は転職をして、これまでと全く違う分野に来たこともあり、仕事に着いて行くのが一生懸命でした。来年は自分がこうしたいと思うことを形にできればと思います。

  • 翻訳、今年もやります
  • 映像/音声系の技術の下地をきちんとやる(映像/音声系勉強会とか楽しそう)
  • 日本での課題を一つでも多く解決出来るようにする
  • PythonでのWebサービス作成をもうちょっとやります(ツールとしてのWebアプリ)

*1:本部長はアメリカ人だったので英語でしたが