YAMAGUCHI::weblog

海水パンツとゴーグルで、巨万の富を築きました。カリブの怪物、フリーアルバイター瞳です。

JDeveloper 11gをSnow Loepardにインストールする

はじめに

諸事情でJDeveloper 11gをMac OS X 10.6.4にインストールすることになったのでメモ。JDeveloperというのはOracleが無償提供しているJava用IDEです。

手順

Javaのバージョンの確認

Mac OS XではJavaApple Developerからダウンロードしてインストールしておく。執筆時最新はJDK 6.0 update 21でした。

$ java -version
java version "1.6.0_21"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_21-b07-292-10M3233)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 17.0-b17-292, mixed mode)

もしJVMが64bit版になっていなかったら「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「Java Preferences.app」を起動して順番を変更する
f:id:ymotongpoo:20100907091739p:image

設定の修正

そのままの設定では必要なクラスファイルを読み込めないようなのでシンボリックリンクを張っておく。

$ echo $JAVA_HOME
/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/Contents/Home
$ sudo mkdir -p $JAVA_HOME/jre/lib
$ cd $JAVA_HOME/jre/lib
$ sudo ln -s /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Classes/classes.jar rt.jar

またインストール先がデフォルトだとユーザホームの下になってしまうので、インストールディレクトリを作成しておく。

$ sudo mkdir /opt/Oracle/Middleware
$ sudo chown ymotongpoo:wheel -R /opt/Oracle
JDeveloper 11gのインストール

JDeveloper 11gをダウンロードしておく。執筆時最新は11.1.1.3.0 (Build 5660)でした。基本インストールのjarファイルをダウロードする。そして実行する。

$ java -jar jdevstudio11113install.jar 

するとこんな感じでインストールが始まります。
f:id:ymotongpoo:20100910104757p:image
インストール先は先程作成したディレクトリを指定。
f:id:ymotongpoo:20100910104758p:image
今回は特定の機能だけインストールしたいのでカスタムインストールを選択。
f:id:ymotongpoo:20100910104759p:image
大きく分けてOracle Application Development Framework(ADF)に関するものとWebLogic Serverに関する2種類。今回はADF用にインストールするのでADFだけ選択する。するとWebLogicの中から必要なものだけ選択されます。
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JDKに関してはMacにインストールされているものを確認。(Apple 1.6.0_XX) 必要なものだけインストールされることを確認してインストールを開始。無事完了すると下記画面になります。
f:id:ymotongpoo:20100910104801p:image
インストールが終わったら早速起動。ロールは「すべてのロール」で起動して問題ないです。
f:id:ymotongpoo:20100910104802p:image
無事起動!とりあえずインストールの話はここまで。
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