YAMAGUCHI::weblog

海水パンツとゴーグルで、巨万の富を築きました。カリブの怪物、フリーアルバイター瞳です。

インストール用ISOをUSBに書き込んでブート可能にする

はじめに

ニーハオ(こんにちは)、Python界の石丸電気です。さて、どうしてもLinuxマシンでisoファイルからブート可能USBを作成する必要があったのでそのときのことをメモ。

方法

まず最初に使うUSBメモリを初期化します。仮に /dev/sdb として認識されているとすると、 /dev/sdb1 とかのパーティションがマウントされていると思います。このパーティションをなくして、まったくのさらにします。

$ sudo fdisk /dev/sdb

警告: DOS互換モードは廃止予定です。このモード (コマンド 'c') を止めることを
      強く推奨します。 and change display units to
         sectors (command 'u').

コマンド (m でヘルプ): d
選択した領域 1

コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

で再度領域を作成。

$ sudo fdisk /dev/sdb

警告: DOS互換モードは廃止予定です。このモード (コマンド 'c') を止めることを
      強く推奨します。 and change display units to
         sectors (command 'u').

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
   e   拡張
   p   基本パーティション (1-4)
p
パーティション番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-1015, 初期値 1): w
最初 シリンダ (1-1015, 初期値 1): 
初期値 1 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (1-1015, 初期値 1015): 
初期値 1015 を使います

コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

$ sudo mkfs.vfat /dev/sdc1
mkfs.vfat 3.0.9 (31 Jan 2010)

あとは上記リンクのUNetbootinを使うだけです。Linuxでも実行可能バイナリを配布しているので、ダウンロードが完了したらすぐに使えます。初回起動でp7zip-fullがないですって文句言われても普通に動作しますが、7z形式はWindowsとやりとりするときに便利なこともあるので入れておきます。

$ sudo apt-get install p7zip-full

起動すると次のようなが出てきます。

$ ./unetbootin-linux-494

f:id:ymotongpoo:20110209122055p:image
書き込みたいisoを持ってる場合は下のDiskimageってところを選択してisoファイルを指定。USBも指定すればそれでブート可能USBを作成できます。
いちいちisoをループバックマウントしてファイルコピーして、自分でsyslinux入れるのとか面倒なのでこういうGUIがあるのは便利ですね。

追記

上記のようにブート可能USBを作るとうまく起動出来ないときがあります。MBRの画面でTabを押して起動オプションを変更してあげてください。特にメモリの部分。