YAMAGUCHI::weblog

海水パンツとゴーグルで、巨万の富を築きました。カリブの怪物、フリーアルバイター瞳です。

Go

『効率的なGo』という本が出版されました #efficient_go

はじめに こんにちは、Google Cloudのオブザーバビリティ/SRE担当者です。出張中で発売日にきちんとした記事が書けなかったのですが、去る2月24日に私が翻訳しました『効率的なGo―データ指向によるGoアプリケーションの性能最適化』という書籍がオライリー・…

Goの単一メソッドインターフェースと関数型について

Go

はじめに こんにちは!!Google Cloudでオブザーバビリティを担当しているものです。年に一度のGoアドベントカレンダーの時期がやってきましたね!本記事は Goアドベントカレンダー 2022 の12日目の記事です。昨日は @Maki_Daisuke さんの担当でした。 Goア…

OpenTelemetryでgRPCのヘルスチェックのトレースを無視する

はじめに OpenTelemetryを使ってgRPCのトレースを楽に取ろうと思うと otelgrpc を使ってよしなにリクエストのトレースを取っていることと思います。 たとえばサーバー側であれば interceptorOpt := otelgrpc.WithTracerProvider(otel.GetTracerProvider()) s…

OpenTelemetryでSpanのレイテンシーを取得する

はじめに 分散トレースでリクエスト全体の中でのボトルネックを発見すると同時に、ユーザーに対するSLOとしてトレース全体のレイテンシーを取得することもあると思います。その場合OpenTelemetryではすんなりとルートSpanのレイテンシーを取得できないため、…

Go製アプリケーションのコンテナ化にはkoを推したい

Go

はじめに こんにちは、Google Cloudでオブザーバビリティを担当しているものです。Cloud Operations suiteをよろしくおねがいします。(宣伝終わり) この記事はGo Advent Calendar 2021 その1の22日目の記事です。昨日は @sago35tk さんの「ESP32 向けに Ti…

Goのリリースプロセスとブランチ戦略

Go

はじめに こんにちは!Google Cloudでオブザーバビリティの担当をしているものです。CVE-2021-44228のおかげでバタバタしていますがみなさんはお元気ですか? このエントリーはpyspa Advent Calendar 2021の15日目の記事です。昨日は @moriyoshit さんの「Go…

gopterでステートフルなPBT

Go

はじめに こんにちは、Cloud Ops担当者です。最近はGoogle Cloud Profilerがイチオシです。ワークショップやってるんで興味がある方はご連絡ください。 さすがにどことは言えないけど、あるお客さんにCloud Profilerの90分のワークショップをやったら、翌日…

Goのソースコード内のトリビア

Go

はじめに こんにちは、StackdriverあらためGoogle Cloud Operations担当者です。Google Cloud Operationsもさることながら、Go Conferenceの運営など、長らくGoコミュニティに関わってきましたが、まだまだ知らないことがあったということを昨日今日で知った…

Goのハンズオン環境としてGlitchを使う

Go

はじめに こんにちは、Stackdriver担当者です。この記事はGo Advent Calendar 2019の24日目の記事です。昨日は@fist0さんでした。 私は職業柄「コードラボ」「ハンズオン」「ワークショップ」と呼ばれるような、参加者に実際に手を動かして課題を解いてもら…

OpenCensusでStackdriver Monitoringにメトリクスを送信する

はじめに こんにちは、Stackdriver担当者です。先日Raspberry Pi Zero WにつけたBMP680から得たデータをStackdriver Monitoring API v3を使って送信してダッシュボードを作るという記事を書来ました。 ymotongpoo.hatenablog.com しかしBMP680のデータを眺め…

golang.org/x/text/messageでI18N

Go

はじめに こんにちは、Stackdriver担当者です。この記事は Go Advent Calendar 2018 *1の最終日のエントリです。昨日は @yasuo-ozuさんの「Go言語は沼」 でした。 ところで今日はクリスマスですね。自分宛も含めてまだプレゼントを送っていない方はこの本を…

「Go言語による並行処理」という本が出版されました #cingo

Go

はじめに こんにちは、Stackdriver担当者です。このたび私の印刷書籍としては2冊めの翻訳本「Go言語による並行処理」がオライリー・ジャパン社より出版されました。本日より書店ならびに各社オンラインストアでご購入いただけます。 Go言語による並行処理作…

make関数でチャネルを作成する際にキャパシティを指定しない場合の内部動作

Go

はじめに こんにちは、Stackdriver担当です。Goの make 関数はあらゆるビルトイン型の作成を行う役割を担っているわけですが、諸用でチャネルを作成する際にキャパシティを設定しなかった場合にデフォルト値の0を設定する処理はどこでやってるのかなと思って…

GoでStackdriver Logging向けのログをお手軽に出力する設定

はじめに こんにちは、Stackdriverで遊んでいる人です。Stackdriver Loggingは標準出力に出されたJSON形式のログをFluentdベースのエージェント経由でいい感じに表示してくれます。 一方でGoに限らず通常のロギングライブラリは標準エラーにログを吐くという…

or-done-channelでコードの可読性を上げる

Go

はじめに こんにちは、キーボード自作おじさんです。このエントリはGo Advent Calendar 2017の4日目の記事です。 今年のエントリーは大作が並ぶアドベントカレンダーの休憩用のエントリーと思っていただければ幸いです。 Advent Calendar、小ネタでいいのよ…

GoのASTを使ってパッケージのメンテナンスを考える

Go

はじめに こんにちは、Go界の骨盤職人です。buildersconにmattnさんがいらしていたということで生mattnさんに謁見したかったのですが、諸事情でこの日程はどうしても都合がつかず、参加できなかったことが非常に残念でいまでも悔やんでいます。 さて、Goは安…

恵贈御礼 「Go言語にWebアプリケーション開発」読了

はじめに こんにちは、Go界のパルメザンチーズです。オライリー・ジャパンより次の本をいただきました。ありがとうございます。 Go言語によるWebアプリケーション開発作者: Mat Ryer,鵜飼文敏,牧野聡出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2016/01/22…

Goで良い感じに日時をパースするライブラリdatemakiの話とGo 1.6

Go

はじめに こんにちは、Go界の京成舎人ライナーです。このエントリは Go Advent Calendar 2015 の22日目の記事です。 今回のアドベントカレンダーに向けて、タイトルとは別のことをいろいろとやってみてたんですが、OS X 10.11 (El Capitan) でのみ発生する謎…

Goオールスターズでpackage managementについて話してきました

はじめに こんにちは。Gopherファンクラブ会員番号3番です。去る、10月11日にdots.さん主催の「Goオールスターズ」で登壇してGoでのpackage managementについて話してきました。 Goオールスターズ - dots. [ドッツ] ツイートのまとめや他の登壇者の方の資料…

「逆引きGolang」で気になったところ

Go

はじめに こんにちは、タゾチャイティーラテです。最近急に蒸し暑くなったり、寒かったり中途半端な天気が多いですね。逆引きGolang というサイトが公開されてて面白いなあと思って見てたんですが、僕だったらこう書くなというものがいくつかあったので覚書…

Goで再帰使うと遅くなりますがそれが何だ

Go

はじめに こんにちは、Go界のうまい棒です。昼間にTwitter眺めてたら次のような記事を見かけました。 この頃 流行りの 言語たち(他)でベンチマーク (Dart, Go, Julia, Nim, Python, Rust 他) - Blank File 結果はあくまでフィボナッチ数列をナイーブに実…

Goの正規表現エンジンを使ってファジング用ツールを書いてみる

Go

はじめに こんにちは、Go界のコリン・ファースです。この記事はGo Advent Calendar 2014の21日目の記事です。昨日初サバゲーしたら、左手の薬指の爪のどまんなか含め、ピンポイントに左手の薬指3箇所を撃たれて、めっちゃ痛いです。 ところで今年のGo Advent…

Go Conference 2014 autumn を終えて #gocon

はじめに こんにちは、Go界のカール・ライナーです。2013年の春から数えて4回目のGo Conferenceですが、今回はこれまでのスケジュールと異なり、午前中のキーノート2本をはじめ、初めて1日通してプレゼンを行う本気のカンファレンススタイルとなりました。 T…

Go Conference 2014 springを開催しました #gocon

はじめに こんにちは、Go界のユアン・マクレガーです。5月最終日にリクルートライフスタイルさんの会場をお借りしてGo Conference 2014 springを開催してきました。 Go Conference 2014 spring - connpass GoCon/2014spring.rst at master · GoCon/GoCon · G…

GoのimageパッケージでGopherをぐるぐる回そう

Go

はじめに こんにちは、Go界のスタンリー・キューブリックです。このエントリはGo Advent Calendar 2013の22日目のエントリです。 2013年はGoカンファレンスも2回開催できましたし、私としてもかなりGoの広まりを実感出来た1年でした。来年はもっと多くの方に…

Goが4歳になりました

Go

はじめに こんにちは、Go界のヒュー・ジャックマンです。今日はGoのリリース4周年となる日です。 Four years of Go - The Go Blog 今日はリリース記念日ということで、上のエントリをなぞりながら、このすばらしい記念日を祝いましょう! トレンド 先のエン…

Go Conference 2013 autumnを開催しました #gocon

はじめに こんにちは、Go界のジャック・ニコルソンです。連休最終日の10/14に日本マイクロソフトさんの品川オフィスをお借りしてGo Conference 2013 autumnを開催してきました。 Go Conference 2013 autumn - connpass GoCon/2013autumn.rst at master · GoC…

XPath使うならxmlpathパッケージ

Go

はじめに こんにちは、Go界の大杉漣です。いま、辻堂で合宿をしています。 xmlpathパッケージ GoでHTMLをパースしてごにょごにょしたいというときはgoqueryを使うことが多いですが、個人的にはあのコールバック書きまくるスタイルが好きではなく「そこまでjQ…

実践 ベストプラクティスを適用してみる

Go

はじめに こんにちは、Go界のジェフ・ベゾスです。シアトルのお父さんがGoでおもしろプログラムを書いているようですが、ちょっと気になったので勝手に添削しました。 今日も明日もググったー: golang certificate ssl handshake 元のコード まず最初のコー…

OSCON 2013でのGo関連の発表

Go

はじめに こんにちは、Go界の平賀源内です。さて、先月末にOSCON 2013がオレゴンで開催されましたが、その中発表でいくつかGo関連で話題になったものもあったので、一つまとめてみようと思います。 Go関連の発表 Go関連の発表は以下の7つでした。(発表時間…