YAMAGUCHI::weblog

噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきました。マドンナみたいな男の子、コッペです。

外部ディスプレイの設定をする

はじめに

こんにちは、最近自宅のメインPCをArch Linuxにしたものです。予想外にあっさりArch Linuxの設定ができたので、Linuxデスクトップ環境の進化はすごいなと感心しています。XPS13''(9350)でArch Linuxを動かしていますが、その外部ディスプレイの設定をしたのでメモしておきます。

USB Type-C - HDMI変換コネクタ

ハードウェアは相性があるので動作報告しといたほうがいいかなと思ったのでメモ。

これは2年弱前くらいから使ってたやつで、もともとWindows 10を動かしてたときに外部ディスプレイにつなぐために買ったやつだけど、もちろんArch Linuxを入れたあとでも動作しています。

XRandR

XRandRを使う場合はターミナルで簡単に設定できます。ここではeDP1というディスプレイとDP1というディスプレイがconnectedになっていて、DP1のほうが外部ディスプレイです。

% xrandr
Screen 0: minimum 8 x 8, current 1920 x 1080, maximum 32767 x 32767
eDP1 connected primary (normal left inverted right x axis y axis)
   1920x1080     59.93 +
   1400x1050     59.98  
...
   720x405       60.00  
   640x360       60.00  
DP1 connected 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 530mm x 300mm
   1920x1080     60.00*+  60.00    50.00    59.94  
   1920x1080i    60.00    50.00    59.94  
...
   640x480       75.00    60.00    59.94  
   720x400       70.08  
DP2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
HDMI1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
HDMI2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
VIRTUAL1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

認識されているディスプレイがわかったら、また同様に xrandr コマンドにオプションをつけて配置します。

% xrandr --output eDP1 --auto --output DP1 --auto --left_of eDP1

これで外付けディスプレイをラップトップのディスプレイの左側に配置した感じになりました。便利。

また普段はラップトップを閉じた状態で外部ディスプレイにつないでいるので、その場合は備え付けディスプレイはオフにした状態で外部ディスプレイをprimaryにしたい。

% xrandr --output eDP1 --off --output DP1 --auto --primary

こんな感じで試してみていい感じになったらshellscriptなどに残して自動化などをすると良いでしょう。

ARandR

しかしもっと便利なものがあって、ARandRというRandRのGUIがあり、これで同様の設定ができました。 f:id:ymotongpoo:20171113004214p:plain

XRandRのときと同様にOutputのメニューから認識されているディスプレイを選択して、下の画面で任意の位置に配置します。配置が終わったらApplyすれば、そのような画面構成になります。レイアウトが気に入ったらセーブすれば次回以降呼び出すときに便利。

参考