はじめに
こんにちは、最近自宅のメインPCをArch Linuxにしたものです。予想外にあっさりArch Linuxの設定ができたので、Linuxデスクトップ環境の進化はすごいなと感心しています。XPS13''(9350)でArch Linuxを動かしていますが、その外部ディスプレイの設定をしたのでメモしておきます。
USB Type-C - HDMI変換コネクタ
ハードウェアは相性があるので動作報告しといたほうがいいかなと思ったのでメモ。
エレコム 映像変換アダプタ USB Type-C to DisplayPort ブラック AD-CDPBK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: Personal Computers
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これは2年弱前くらいから使ってたやつで、もともとWindows 10を動かしてたときに外部ディスプレイにつなぐために買ったやつだけど、もちろんArch Linuxを入れたあとでも動作しています。
XRandR
XRandRを使う場合はターミナルで簡単に設定できます。ここではeDP1
というディスプレイとDP1
というディスプレイがconnectedになっていて、DP1
のほうが外部ディスプレイです。
% xrandr Screen 0: minimum 8 x 8, current 1920 x 1080, maximum 32767 x 32767 eDP1 connected primary (normal left inverted right x axis y axis) 1920x1080 59.93 + 1400x1050 59.98 ... 720x405 60.00 640x360 60.00 DP1 connected 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 530mm x 300mm 1920x1080 60.00*+ 60.00 50.00 59.94 1920x1080i 60.00 50.00 59.94 ... 640x480 75.00 60.00 59.94 720x400 70.08 DP2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) HDMI1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) HDMI2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) VIRTUAL1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
認識されているディスプレイがわかったら、また同様に xrandr
コマンドにオプションをつけて配置します。
% xrandr --output eDP1 --auto --output DP1 --auto --left_of eDP1
これで外付けディスプレイをラップトップのディスプレイの左側に配置した感じになりました。便利。
また普段はラップトップを閉じた状態で外部ディスプレイにつないでいるので、その場合は備え付けディスプレイはオフにした状態で外部ディスプレイをprimaryにしたい。
% xrandr --output eDP1 --off --output DP1 --auto --primary
こんな感じで試してみていい感じになったらshellscriptなどに残して自動化などをすると良いでしょう。
ARandR
しかしもっと便利なものがあって、ARandRというRandRのGUIがあり、これで同様の設定ができました。
XRandRのときと同様にOutputのメニューから認識されているディスプレイを選択して、下の画面で任意の位置に配置します。配置が終わったらApplyすれば、そのような画面構成になります。レイアウトが気に入ったらセーブすれば次回以降呼び出すときに便利。