はじめに
こんにちは、Go界のジャック・ニコルソンです。連休最終日の10/14に日本マイクロソフトさんの品川オフィスをお借りしてGo Conference 2013 autumnを開催してきました。
新幹線を使って参加された方もいて、大変うれしかったです。次回はまた半年後の春頃に開催したいと思っています。GoConでは絶賛発表者を募集しておりますので「何か作った」「突っ込んで調べてみた」という方がいたらご連絡ください。また次回もLTをしようと思うので、こちらはもっと気軽な感じで参加してみてください。
発表者スライド
LT
プレゼン
- Go: a simple programming environment (Andrew Gerrand)
- Network & IO (@Jxck_)
- 命短し恋せよ乙女 (@rosylilly)
- Gopher in the Cloud (@ymotongpoo)
- ISUCON3予選にGoで参戦した (@methane)
- Go言語のスタックとヒープ (@najeira)
- Lightweight REST server in Go (@stanaka)
- マスター・オブ・reflectパッケージ (@tenntenn)
- Goでプレゼンツールを作った話 (@moriyoshit)
「Gopher in the Cloud」という話をしてきた
クラウドとタイトルに付いていますが、GoをサポートしているPaaSの話と、Build Constraintの話をしてきました。
Go言語はその立ち位置からしてグローバルで見てもインフラ系のエンジニアにすごく人気で、PaaS/IaaSベンダーのエンジニアが多くコミットしているイメージがあります。しかしながら、そういうエンジニアが彼らのインフラ上でGoのアプリケーションを容易に動かせるように、非公式とはいえハックしてくれていて、ほぼ準公式に動作するものとして公開されています。
GoはC++/Javaがカバーしていたミドルウェア系のソフトウェアを書くだけでなく、LL系で実装したAPIやWebサービスを高速化する事例でも使われ始めていて、実際にAndrewのキーノートでも紹介されているように、標準パッケージのみでもある程度のものであればWebアプリケーションを作れるようになっています。まずは多くの人に試してもらいたいとおもったので、プレゼン前半では3rd partyのPaaSをいくつか紹介しています。
後半ではBuild Constraintsという若干応用的な内容を紹介しました。Build Constraintsを用いることで、複数の環境で異なるソースを用いてビルドを行うことが出来、ネイティブコードを吐くGoの柔軟性をさらに高めることが可能となります。 肝心なのはこれがソース内のコメントのみで制御される点で、ビルドファイル無しでビルドができるというGoの設計が反映されています。
Tシャツ販売
@nuki_ponさんがGoConオリジナルTシャツとスタンダードなGopher Tシャツの販売を始めました。コミュニティ発Tシャツ熱い!!GoCon Tシャツは10/21までの1週間限定販売だそうです。
謝辞
会場提供をしてくださったマイクロソフトの藤山さん、ありがとうございました。再度スポンサータイム。
Windows Azure 17,000円分 1か月無料評価版です http://t.co/w4efLP8VAE #gocon
— Yuko Fujiyama (藤山裕子) (@yukofuji) October 14, 2013
また運営を手伝ってくださったみなさん、ありがとうございました。 > @Jxck_、@tenntenn、@nuki_pon、id:futoase、@es_kap、@ikasamt、@manji0112
感想ブログエントリなど
- Go Conference 2013 autumn:ある nakagami の日記:So-netブログ
- #gocon 2013 autumn - Keep on moving
- #gocon 2013 Autumn での成果物。
- GoCon で発表してきました - methaneのブログ
- GoCon2013秋の陣 — Hack-a-Panz
- Go Conference 2013 Autumn で Gondler の話をした - 鳩舎