はじめに
こんにちは、StackdriverあらためGoogle Cloud Operations担当者です。この自己紹介、いつまで続けたらStackdriverの名前よりもCloud Operationsのほうが浸透するんでしょうか。
Apple Magic Trackpad 2 - スペースグレイ
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: Personal Computers
さて、最近COVID-19の影響で強制在宅勤務が続いているので、家の開発環境の設定などをしているのですが、普段は分割キーボードのErgoDox EZを使っていて、最近DUMANG DK6 Ergoを買ってより充実した開発環境を手に入れたはずでした。 ところが、DUMANG DK6 Ergoがどうも製品品質が安定せず、購入したものと交換品の2つがともに右手側が初期不良(ショート)を起こしていて使えないという状況に陥っています。
I got an alternative set of DUMANG DK6 Ergo from the retailer today. And I got the same symptom 😢 I don't think DUMANG DK6 is in production quality... pic.twitter.com/6qliSJ9zSm
— Yoshi Yamaguchi 🇯🇵 (@ymotongpoo) 2020年5月2日
さらに悪いタイミングは重なるもので、ErgoDox EZの左手側のTRRS端子がどうも接触不良を起こしていて、認識されないようになってしまいました。現状ではとりあえずDUMANG DK6 Ergoの左手側とErgoDox EZの右手側を使うという不格好な構成でしのいでいるのですが、これが続くのはしんどい。
Current status:
— Yoshi Yamaguchi 🇯🇵 (@ymotongpoo) 2020年4月30日
LHS of ErgoDox EZ is broken (not recognized)
RHS of DUMANG is initial failure (short circuit)
Solution:
Use RHS of ErgoDox EZ and LHS of DUMANG. pic.twitter.com/XMUC30A6xZ
さらに、どちらか片方が更に何らかの問題を起こしたら家で使えるキーボードがなくなる!(メインで使っているデスクトップマシンにはBluetoothのドングルなど挿していない)
というわけで、Bluetoothドングルを購入し、ずっと眠っていたApple Wireless KeyboardとApple Magic Trackpadを奥から引っ張り出してきてWindows 10で使えるようにしました。(上のAmazonリンクは新型だけど、自分が持ってるのは当然旧型)
Bluetoothドングルの接続
買ったBluetoothドングルは正直良くわからないメーカーのものしか在庫がなかったので、Amazonで購入するのが一瞬ためらわれましたが、もう急いでいたので1000円ちょっとだしいいかと思って買いました。
すでに起動しているWindows 10のマシンに接続してみたら普通に使えたので一安心。
Apple Wireless Keyboardのペアリングと設定
次にApple Wireless Keyboardをペアリングしてみます。久々に電池を入れて、電源ボタンを長押ししてペアリングモードに設定。その後「スタート」→「設定」→「デバイス」→「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を押したところ、あっさり接続完了。自分はUS配列を使っているので、ネット上で見かけるような変換キーが効かない、などの症状もなく、普通に文章入力できるようになりました。
しかし一点だけ、Apple Wireless Keyboardはcaps lockのキーがAの左にあって、これをcontrolキーにしなければ生産性ガタ落ちです。というわけで、往年のCtrl2capをインストールしました。Windows XPをメインで使っていた頃から思っていたのですが、このツールは行っていることから考えると「Cap2ctrl」が正しいのではないでしょうか。
それはさておき、こちらをダウンロードしてきて、cmd.exeよりインストールします。管理者権限で行わなければいけないのだけ注意が必要ですが、そちらのサイトにあるようにコマンドプロンプトで
$ ctrl2cap /insall
を実行して再起動したら無事に設定完了。
Apple Magic Trackpadのペアリングと設定
こちらもキーボードと同様に電源ボタンを長押ししてペアリングモードに入り、デバイスの追加をするとペアリングまでは簡単に行われました。ところが、こちらはポインティングとクリックはできるものの、スクロールができません。そこで、Appleが配布しているドライバをインストールします。
正しく処理を行うにはBoot Camp用にインストールするデバイスドライバ群をすでにmacOSが動いているマシンからインストールイメージを作成したりしなければいけないのですが、面倒だったので他の方法がないか探していたらWindows 8.1までに対応したデバイスドライバーがAppleの公式サイトで配布されていました。
公開日が2015年という、かなりの古さのサイトで正直ビビっていましたが、そもそも古いデバイスを使おうとしているのと、Windowsの下位互換性の高さを信頼して、そのまま上で配られている以下のデバイスドライバーをインストールしてみました。
- AppleWirelessTrackpad64.exe
これをインストールすると、無事に2本指でスクロールを認識しました!無事解決!これでキーボードが壊れても代替で使えるキーボードが確保できたので、安心して使い続けられそうです。