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噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきました。マドンナみたいな男の子、コッペです。

Windows 10でApple Wireless KeyboardとApple Magic Trackpadを使う

はじめに

こんにちは、StackdriverあらためGoogle Cloud Operations担当者です。この自己紹介、いつまで続けたらStackdriverの名前よりもCloud Operationsのほうが浸透するんでしょうか。

Magic Keyboard - 英語(US)

Magic Keyboard - 英語(US)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers

Apple Magic Trackpad 2 - スペースグレイ

Apple Magic Trackpad 2 - スペースグレイ

  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: Personal Computers

さて、最近COVID-19の影響で強制在宅勤務が続いているので、家の開発環境の設定などをしているのですが、普段は分割キーボードのErgoDox EZを使っていて、最近DUMANG DK6 Ergoを買ってより充実した開発環境を手に入れたはずでした。 ところが、DUMANG DK6 Ergoがどうも製品品質が安定せず、購入したものと交換品の2つがともに右手側が初期不良(ショート)を起こしていて使えないという状況に陥っています。

さらに悪いタイミングは重なるもので、ErgoDox EZの左手側のTRRS端子がどうも接触不良を起こしていて、認識されないようになってしまいました。現状ではとりあえずDUMANG DK6 Ergoの左手側とErgoDox EZの右手側を使うという不格好な構成でしのいでいるのですが、これが続くのはしんどい。

さらに、どちらか片方が更に何らかの問題を起こしたら家で使えるキーボードがなくなる!(メインで使っているデスクトップマシンにはBluetoothのドングルなど挿していない)

というわけで、Bluetoothドングルを購入し、ずっと眠っていたApple Wireless KeyboardとApple Magic Trackpadを奥から引っ張り出してきてWindows 10で使えるようにしました。(上のAmazonリンクは新型だけど、自分が持ってるのは当然旧型)

Bluetoothドングルの接続

買ったBluetoothドングルは正直良くわからないメーカーのものしか在庫がなかったので、Amazonで購入するのが一瞬ためらわれましたが、もう急いでいたので1000円ちょっとだしいいかと思って買いました。

すでに起動しているWindows 10のマシンに接続してみたら普通に使えたので一安心。

Apple Wireless Keyboardのペアリングと設定

次にApple Wireless Keyboardをペアリングしてみます。久々に電池を入れて、電源ボタンを長押ししてペアリングモードに設定。その後「スタート」→「設定」→「デバイス」→「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を押したところ、あっさり接続完了。自分はUS配列を使っているので、ネット上で見かけるような変換キーが効かない、などの症状もなく、普通に文章入力できるようになりました。

しかし一点だけ、Apple Wireless Keyboardはcaps lockのキーがAの左にあって、これをcontrolキーにしなければ生産性ガタ落ちです。というわけで、往年のCtrl2capをインストールしました。Windows XPをメインで使っていた頃から思っていたのですが、このツールは行っていることから考えると「Cap2ctrl」が正しいのではないでしょうか。

docs.microsoft.com

それはさておき、こちらをダウンロードしてきて、cmd.exeよりインストールします。管理者権限で行わなければいけないのだけ注意が必要ですが、そちらのサイトにあるようにコマンドプロンプト

$ ctrl2cap /insall

を実行して再起動したら無事に設定完了。

Apple Magic Trackpadのペアリングと設定

こちらもキーボードと同様に電源ボタンを長押ししてペアリングモードに入り、デバイスの追加をするとペアリングまでは簡単に行われました。ところが、こちらはポインティングとクリックはできるものの、スクロールができません。そこで、Appleが配布しているドライバをインストールします。

正しく処理を行うにはBoot Camp用にインストールするデバイスドライバ群をすでにmacOSが動いているマシンからインストールイメージを作成したりしなければいけないのですが、面倒だったので他の方法がないか探していたらWindows 8.1までに対応したデバイスドライバーがAppleの公式サイトで配布されていました。

support.apple.com

公開日が2015年という、かなりの古さのサイトで正直ビビっていましたが、そもそも古いデバイスを使おうとしているのと、Windowsの下位互換性の高さを信頼して、そのまま上で配られている以下のデバイスドライバーをインストールしてみました。

  • AppleWirelessTrackpad64.exe

これをインストールすると、無事に2本指でスクロールを認識しました!無事解決!これでキーボードが壊れても代替で使えるキーボードが確保できたので、安心して使い続けられそうです。