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海水パンツとゴーグルで、巨万の富を築きました。カリブの怪物、フリーアルバイター瞳です。

引っ越し備忘録(2020年2月版)

はじめに

こんにちは、StackdriverあらためGoogle Cloud Operations担当者です。非常事態宣言のまま落ち着かない日々が続きますが、COVID-19が日本で感染者を大きく増やす直前に引っ越しをしまして、そちらに関してはようやく落ち着いたので記録をまとめておこうと思います。

前回の引っ越しのときは前々回の引っ越しの備忘録を見てまったく同じことをしたのでなにも代わり映えがなかったため記録しなかったんですが、今回の引っ越しは前回とは違った作業がいくつか増えたので記録することにしました。前々回の引っ越しの備忘録はこちら。

ymotongpoo.hatenablog.com

引っ越し準備

部屋探し(2019年7月〜2020年1月)

結構厳しめの条件を設定してSUUMOやHOME'Sから来た通知をもとに様々に検討していました。厳しめに設定していたので合致する条件の物件はなかなか見つかりませんでした。別に急いでいるわけでもなかったので不定期にやってくる通知を淡々と眺めるというのを半年くらい繰り返していたら、2020年の新年のある日、家賃以外は条件がかなり良い物件が見つかったため、仲介会社にダメ元で家賃の値下げ交渉をお願いしてみたところ、許容できる範囲に家賃が収まったので引っ越しを決意しました。

契約(2020年1月)

かなり忙しい時期だったので仲介業者にもろもろ丸投げして書面上の手続きは完了しました。入居日が2月1日だったため引越し先の日割り家賃交渉云々は特にありませんでした。退去は2月半ばだったので、それは日割りでの支払いということになっていたので終了。

引越し作業

引越し業者選定(2020年1月上旬〜中旬)

引っ越しを決めたのが1月頭で引っ越しが2月頭というのを決めたのはいいけれど、自分が1月に海外に行く用事が3回もあるため、圧倒的に時間が足りないということで、今回は荷造りも手伝ってもらえる引越し業者を検討しました。前々回の反省以降引越し侍は使わないと決めていたものの、相変わらず引越し業界の慣習である「無駄に電話をかけまくる」「メールやウェブでの調整はほぼ無い」という状態は変わっていなかったので、友人のおすすめからA社、中堅のB社の2社で相見積もりを取らせてもらって、安い方で決めることにしました。

2社で見積もりを取るタイミングが1週間くらいずれてしまいましたが、友人から紹介してもらったA社がB社の見積もりよりも数万円安かったのでそちらに決定しました。B社が先に見積もりに来て、B社の見積もりも交渉をしてだいぶ値引きはしてもらっていました。A社には「B社が値引きしてくれてXXX円という見積もりだったのですが、こういう条件で無理のない範囲でこれよりも低い価格は難しそうということであれば見積もりに来ていただくのはお手数だと思うので遠慮なくおっしゃってください」という連絡をしたんですが、電話口で「いけそうだ」というふうに言っていて実際に見積もりに来たら数万円安い価格になっていました。助かります。

またB者が見積もりに来たときに置いていったダンボールもA社が送り返してくれました。B社にお断りをしたあとは自分で返送しようと思っていたため、業者間での揉め事にならなければいいなと思いつつ、大変ありがたかったです。

A社は「ベスト引越しサービス」という会社です。

荷造り(2020年1月中旬〜2月上旬)

今回は荷造り込みのサービスということではあったんですが、なるべく早く引っ越し作業を進めたいというのと、値引き交渉の際の条件が半分荷造りを行うだったので、荷造りは依然として必要でした。細かな荷物の荷造りをしたあとに、棚などの解体が必要だったり、その間に海外出張・旅行が挟まっていてかなりのドタバタでしたが、引越し当日には食器以外はほぼ終わった状況になっていたので安心でした。

引っ越し当日(2020年2月上旬)

当日は午前中に荷造り担当の人が来てくれて、細かな荷物を全部丁寧に梱包してくれました。皿の梱包とかいままですごく適当で「これは割れるかな...」というような際どい梱包で引っ越しを繰り返していたんですが、今回は緩衝材の使い方などとても参考になるくらいキレイに梱包してもらいました。

午後に実際に荷物の搬出・移動・搬入だったのですが、予想以上に荷物が多かったこともあり一時は今日中に終わらないのではないかと思って追加料金を覚悟していました。結局ちょっと足は出たものの当日中に終わり一安心でした。

搬出中には「要るかも」と思っていたものも、結局次の家に来てから思い切って捨てたりしていたので、教訓として「無駄な大型家具の搬出・搬入は引っ越し時間にも影響を与えるのでさっさと処分する」ことを学びました。

粗大ごみ廃棄1回目(2020年1月下旬、2020年2月下旬)

居住地域によっては粗大ごみの回収受付にかなり時間を要するところもあるため、早めの申請が必要となります。自分の場合もそれに該当して、回収の申請をしても最短で1ヶ月程度先の予約しかできないということがよくあるので、粗大ごみ廃棄の予約をとりあえず引っ越しの諸々が決まる前に、引越し日の前後となる1月末と2月末にそれぞれ1回ずつ申請をしました。

粗大ごみの申請は後からごみの内容に関しては、捨てるものを減らす内容の修正はいつでもできるため,*1、まずは捨てる可能性があるものをすべて列挙し、後述するメルカリの販売にも回しておいて売れたら消す、という運用がうまくいきました。

粗大ごみ廃棄2回目(2020年3月中旬以降)

一度粗大ゴミで捨ててみたものの、なんかもったいないなと思ったのと、部屋が片付いてきて余裕ができたこと、COVID-19の影響で自宅勤務が増えたので気分転換ということで、大型家具をかたっぱしから梱包・発送たのメル便(旧「大型らくらくメルカリ便」)で出品し始めました。

もともと粗大ゴミでだそうと思ってた家具が数千円の利益で売れたので元は大きく取れました。ありがたい。トータルで数万円の利益になりました。

大きいものよりも細かいもののほうが意外と売れるので、宅急便コンパクトの箱をまとめ買いしとくとコンビニに行くついでに出せて便利でした。

各種契約変更

以前は引越れんらく帳を使って各種手続きを終えましたが、次のような話も見たので使うのをやめました。

水道

東京都水道局は引っ越しの手続きをオンラインで行えます。

suidonet.waterworks.metro.tokyo.jp

ガス

東京ガスも引っ越しの手続きをオンラインで行えます。

home.tokyo-gas.co.jp

電気

東京電力でも引っ越しの手続きをオンラインで行えます。

www.tepco.co.jp

引っ越しにあたり東京電力の利用をやめ、転居先では熊本電力にしようと思っていたのですが、本当に1月が忙しすぎたので引っ越して落ち着いてから連絡しようと思い東京電力に転居の連絡だけしました。結局まだ熊本電力には切り替えていません。

kumamoto-energy.co.jp

インターネット回線

引き続きフレッツ光を利用する予定なのだけれども、前回までは116に電話して引っ越しの手続きをおこなっていたのを、今回はメールで行ってみることにしました。

hikari-fiber.com

メールを送ってみると早速次のような自動返信が返ってきました。

f:id:ymotongpoo:20200119202554p:plain

結局電話でした。その後、引越し先に光回線のコネクタがすでに設置済みなので工事の必要がないと言われて安心しきっていましたが、2月1日に引越し先の鍵を渡されて中を隅々まで探してみたらコネクタが見つからず、挙げ句にコネクタがある場所が封印されていたという謎な状況でした。

管理会社に連絡し、木ネジで止められていた板を外してもらって無事に光回線のコネクタにアクセスできたんですが、こういうことは物件を見に行くときに確認しておくべきことですね。

事後処理

各種サービス住所変更(2020年2月~3月下旬)

本人確認書類が必要ではなかったもの

本人確認書類が必要だったもの

特にマイナンバーカードが残念で、引越し前に紛失してしまったので確定申告をしたタイミング(2月上旬)で住所変更と合わせて再発行の申込みをしていたのだけれども、結果受取手続きの連絡が3月下旬に来て、受取の予約をしようと思ったら緊急事態宣言が発令されて結局まだ受け取れていません。

会社

各種公的手続きのために住所変更を伝える必要があるため、住民票の写しのコピー(PDF)を送って連絡完了。あと自分で社内システムで変更できるものは変更しておしまい。

その他

ネットワーク環境改善

元々Google Nest WifiGoogle Wifiを持っていて、これでPPPoE可能だったので、引っ越しと同時にインターネットの終端装置をルーター付きのものからただのONUに変更しました。家には玄関の靴箱の上にある光回線のコネクタがある棚から各部屋にCAT5eで繋げられるようになっていたので、大元をGoogle WifiでPPPoEをして、メインの部屋にGoogle Nest Wifiを置いて、その2つでメッシュを組むような形にしていました。

しばらくはそれで特に不満はなかったのですが、緊急事態宣言のあと明らかに同じマンション内で在宅勤務する人が増え、ネットワークの速度も遅くなったので、IPoEやIPv4 over IPv6での接続ができるようにEdgeRouter Xを買い、ついでに古いイーサネットケーブルを全部CAT6aにし、スイッチングハブも安いものからNETGEARの業務用に変更したりともろもろ改善しました。

今では平日昼でも下りが最低200Mbps、平均で300Mbpsくらいは出ていて、上りのほうが速い状況なので、ストレスなく在宅勤務できるようになりました。

収納棚の整理

旧居に比べ新居は収納が非常に狭い(そのかわり生活空間は広い)ので、うまく棚などを工夫して収納する必要がありました。いらないものはメルカリで売ったり捨てたりできたのですが、やはり棚が必要だということで、アイリスオーヤマのメタルラックとディアウォールと壁美人を駆使して収納スペースを作りました。

アイリスオーヤマのメタルラックは旧居で使っていたものに追加で買い足したので、部材をあちこち移動させながら使いまわしができて、ユニット化した家具の便利さを改めて実感しました。(ルミナスでもエレクタでもいいと思いますが、買うと決めたら同じブランドのものを買い増すのが良いと思います)棚一枚や延長ポールなどをうまく買い足すことで、常に家に合ったサイズで使えますし、要らなくなった棚はメルカリなどでも売りやすいので重宝しています。

2x4家具は作るのは面倒だけど、間取りに合わせたジャストサイズな家具ができるので、DIYを始めたい人にはおすすめです。(自分もこれでDIYにはまり、必要とあればインパクトドライバーと木ネジで諸々組んでいます。)

*1:増やす内容だとトラックの予定積載量をオーバーするため別日の予約をさせられることがある

*2:宅急便転居サービスに登録すると以前の住所への宅配便も転送してくれる。ただし郵便の転居届が完了していないといけない。

*3:https://support.google.com/maps/answer/3093979