はじめに
こんにちは、Cloud Ops担当者です。今年も残すところあと3日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
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2020年に買ってよかったもの
2020年はみなさんと同様に本当に生活が色々と変わってしまった1年で、特に在宅勤務関連の買い物が多かったように思います。また在宅勤務に関連して自作キーボードを始めて、その組立でいろいろ道具を買ったので、そういった道具も多かったです。
昇降式デスク(スタンディングデスク)
会社のオフィスでは長年昇降式デスクを使っていて、分割キーボードと同様に体への負担を軽減することに大きく貢献してくれていたんですが、常時在宅勤務を行うようになり、それが使えなくなりました。いままではIKEAの安い固定式の机を使ってたんですが、常時在宅勤務になるならやはり昇降式デスクが必要だということで諸々調査してFlexiSpotが良いという結論になり購入しました。
自分が買ったのは E6 というセットだったんですが、公式サイトを見るといまは取り扱いがないようで、後継のE7が販売しています。自分の周りでもFlexiSpotを購入する人が多く、おおよそE3を買うかE6を買うかという感じだった気がします。
E3の方は天板が付属しておらず、自分で天板を別途買ってくる必要があるため、天板にこだわりたい人がE3を買っていた印象があります。自分はいち早く昇降式デスクがほしかったことと、力は必要になりますがE6は天板にすでに諸々実装されていて、足をはめるだけでジャストサイズの天板付きの机が組み立てられるため、E6を選びました。昇降式デスクは常時使うというより座ったり立ったりを繰り返すことに意味があるので、メモリ機能がついているE6はボタン1つで立位、座位でのベストな高さに設定できて大満足です。
クッションマット
MISM(ミズム) 疲労軽減マット 楽々クッションマット 4575 BK 黒
- メディア: Tools & Hardware
硬いフローリングに長時間立ったまま仕事をしていると、足が疲れてきます。その足への負荷を軽減してくれるクッションがこういったものです。ステンディングデスクだけではなく、元々立ち仕事をされる方向けに作られているクッションが多くあるので、そういったものを選んで使っています。
自分は上のリンクのものを買いましたが、特に問題なく使えていて、実際立っているときの負担は軽くなったと思います。
USB切替器
在宅中はその時の都合でデスクトップとラップトップを切り替えたりする必要があったので、この滅茶苦茶怪しい謎中華メーカーのUSB切替器を購入して使い始めました。キーボード、マウス、オーディオインターフェース、カメラの4本のUSBケーブルをつなぎ替える必要があったので、この切替器でちょうど用途を満たせました。いままで半年以上使ってますが、特に問題が起きること無く、非常に安定して使えています。
本当はKVMを使ってモニターも同時に切り替えられたほうが良かったかもしれませんが、4K 60fpsに対応しているKVMがほぼ無く、あったとしても高価だったので、モニターの切り替えはモニタ側のリモコンで行っています。
EdgeRouter X
Ubiquiti Networks Edgerouter ER-X(日本国内)
- メディア: Personal Computers
3月前後に多くのIT関係者が在宅勤務を始めて、異口同音に自宅のネットワーク環境について話しているのを見聞きしました。自分も例にもれず、多くのビデオ会議に参加するために自宅のネットワーク環境を改善する必要があり、どうせならネットワーク周りの設定を細かくできるルーターにしようということで、コスパ最強という評判のEdgeRouter Xにしました。
それまではGoogle WiFiで(本当に)無駄にメッシュを組んでいましたが、大元のルーターをEdgeRouter Xに変えて、IPoEを優先するようにし、宅内はギリギリまで有線接続するようにした結果、最大で70Mbps程度だった速度もいまは常時上り下りともに500Mbps程度出るようになっています。
集合住宅だと利用できる回線契約によってキャップがかかることもありますが、幸いきちんと光回線を引っ張ってこれる物件だったのが幸いでした。
オーディオインターフェースとマイク
今年の3月以降しばらく欠品になっていたオーディオインターフェースとマイクですが、幸いその前に導入できてよかったです。
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
- 発売日: 2015/05/31
- メディア: エレクトロニクス
ベリンガー ダイナミックマイク ボーカル ULTRAVOICE XM8500
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: エレクトロニクス
どうしてもビデオ会議やオンライン登壇が増えたので、そのあたりの環境を改善すべく導入しました。このあたりの設備は完全にオーディオ沼なので、元々はまっている人や、これをきっかけにものすごい設備を作った人も多く見ましたが、自分は拡張性をもたせつつ、コスパ重視の構成をということで友人に相談をしながらこの構成に決めました。
AG-03は本当に便利で、価格もそこまで高くなく、ループバックもボタン一つでできるし、モニター用のインターフェースもわかりやすいので大正解でした。またマイクは良コスパメーカーのベリンガーの定番マイクにしました。SHUREなどのマイクと比べたら音質は落ちるかもしれませんが、歌を歌うわけでもないので、これで十分だと思いました。
マキタのインパクトドライバー
マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ 10.8V 白 本体付属バッテリー1個搭載モデル TD090DWSPW
- メディア: Tools & Hardware
まだコロナ禍に入る前に引っ越しをしたんですが、いまの家に越してきてから真っ先に取り組んだのがディアウォールを使っての壁面収納でした。
若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト
- メディア: Tools & Hardware
ホームセンターでSPF材の2x4と1x6を買って、カットサービスで切ってもらい、それを家に運んだあとにどんどん組み立てました。思ったよりもしっかりしたものができたので大満足です。その際に大いに役立ったのがインパクトドライバーでした。棚の作成においては
- 棚の木ネジでのガイドの固定
- 1x6材をダボ継ぎで棚板にするためのダボ穴のくり抜き
などで大いに役立ちました。
また他にも上に挙げた昇降式デスクの組み立てとIKEAの机の解体、各種家具の組み立てなど、ネジや六角ボルトと使った組み立て・解体を行う作業はほぼすべてこれで解決しました。左手を使ったり物理的に手に力が入らない姿勢でも正しく手早く固定・解体できるのはものすごく便利だと買ってみて初めて実感しました。もうこれ無しで家具の組み立て・解体はしたくありません。
電子工作工具関連
「買ったよかったもの」に含めていいかわからないですが、やはり自作キーボードは触れないわけにはいきません。キーボードキットやキースイッチを選んで、レイアウトを自分でカスタマイズしていくと、ただキーボードを使っているだけではなく、自分のものである愛着が湧いてきます。そのあたりの話は次のブログ記事を読んでください。
で、使い始めてよかったキーボードを2つに絞るとCaravelle BLEとCorne Chocolateです。
- Caravelle-BLE 自作キーボードキット - SatT Keyboards - BOOTH
- Corne Chocolate v2.1(ベースキット) / Corne Chocolate ...
で、Corne Chocolateの実装、特にSK6812MINIの実装が難易度が高かったので課金アイテムでチートしたりしました。そのへんも含めての便利グッズの紹介です。
エンジニア ハンダ吸取器 SS-02
「自分ははんだ付けが得意だから失敗しないし、部品を間違って取り付けることなんかない」という人は必要のない代物です。しかし私は違います。調子に乗ってたら向きを逆にしてしまったりなど平気であります。その際にスルーホールから突き出たピンにはんだ付けしてあるものなどのはんだを剥がすのにハンダ吸取器が必要になります。
上のハンダ吸取器は「はんだシュッ太郎」と比較した結果、ぱっと使える中で一番吸い取り力があるもので、他のもっと安い吸い取り器もある中で、その効果を考えるとまずおすすめしているものです。
サンハヤト はんだシュッ太郎NEO 45Wタイプ HSK-300
- メディア: Tools & Hardware
はんだシュッ太郎も使ってたんですが、吸い取るための口が大きすぎるのと、どうしてもPCBと密着して真空を作れないので、空気ばかり吸ってしまうことが多くありました。上のエンジニアのハンダ吸取器は先端がシリコンゴムになっているので、吸い取りたい場所にドンピシャに密着させて吸い取れるため、一吸いで相当きれいに吸い取れるのが気にいっています。
追記: なんか「吸い取り線のが使いやすい」みたいなこと書いてるブコメがあったので補足するけど、当然ハンダ吸い取り線は使ってますよ。ただ吸い取り線だとスルーホールの中まで入ってるハンダは簡単には取れないので。
白光 こて先 2C型 面のみ T18-CF2
はんだ付けをうまく行うためには対象に即したこて先を使う必要がありますが、自分が愛用しているのがこの2C型の面のみのものです。カットされて平たくなった面のみにハンダが乗るのが思った以上に使いやすく感じています。
Wowstick
自作キーボードのお店を開いて、半完成品や組み立て代行サービス、さらに試作品の作成など、多くのキーボードの組み立てをするときに手回しの精密ドライバーを使っていたのですが、Self-Made Keyboards in Japanのdiscordでたしか@hsgwさんが「便利だ」と言っていたのを見て購入しました。
買ってみたらたしかに便利!順回し・逆回しも簡単にできるし、ある程度以上のトルクがかかると止まるし、なにより充電ケーブルがUSB-C対応なのがいい!Xiaomiのインパクトドライバーはラッチ機構がなくて、かかるトルクも大きいから、使ってるときに手首を痛めそうになり危険だと思いましたが、こちらは大したトルクが掛かるわけでもないので、ラッチ機構がないのは特に問題に感じませんでした。
見た目もスッキリしていておしゃれだし、地味にねじが散らばらないようにできる磁石マットとか、ちょっとしまっておくケースとか、机に立てておくスタンドとかも便利です。